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#6 Akihiro Mishima

イラストレーター/ Akihiro Mishima

・柔らかく、優しいタッチで描く彼の世界


Q1.名前と周りからの呼ばれ方を教えて下さい

A.あっくん、みっしー、みしまとか色々ですかね。どうぞ好きによんでください!


Q2.生年月日を教えて下さい

A.1994年1月19日です。


Q3.普段何をして生活をしていますか

A.イラストレーターと芸大で助手をしたりしてます。休日は映画みたり展覧会や喫茶店にいったりです。散歩とかいつもと違う道とか通るの好きです。


Q4.絵を書き出したきっかけを教えて下さい

A. 本格的始めたのは大学に入ってですね。

大学の進路を決めたのは高校の時に作った絵本です。でも、小さい頃からよく絵は描いてました。紙だけじゃなく膝小僧とかに描いたりとか。


Q5. 今、みんなに見せたい作品について教えてください

A.「タユタな海へ」という作品です。


見えないものって存在してると思うんです。なんかオバケや幽霊や妖怪みたいなのがいるって小さい頃から普通に信じていて、特に見えるとかじゃないんですけど見えないのを想像したり、感じたり、誰かを愛したり愛されたりする事も見えるだけじゃない見えないものを人ってどこか信じている気がするんです。

大きな波の隙間から小さなものが駆け抜ける動画を見たことがあって、この気持ちをどう表現したらいいんだろうと思いながらこの絵を描きました。僕らが見えないとしてる物や魂はどこにあってどこに還っていくんだろうって、ふと思ったりします。消えるんじゃなくてちょっと違う世界に旅にでてるだけって思うとちょっと夢があっていいなって思うんです。

広くタユタに広がる海を泳いで、その先に輝きがみえるといいなって…そんな絵なのかな。

みなさんは絵をみてどうおもいますかね?



Q6. 自分の絵はどんなところからインスピレーションを受けていると思われますか

A.日常に潜みおこる出来事とか。音楽の音や歌詞それと誰かが作った物に影響や刺激受けたりします。後、日本のお祭りとか 無意識でみる景色も刺激されてるかもしれません。


Q7. どこでどんな風に制作されていますか?

A. アイデアスケッチとかは日常のいろんなとこで描きます。喫茶店とか電車の中とか

絵の具を使って描くのはほとんどが自宅ですね。夜に描くことに多いですね、踊りたくなる変なテンションの時はよく描けます。


Q8. 三嶋さんの活動の拠点である「須磨」の魅力はどんなところですか?

A.須磨の地形や空気ですかね。まちと山と海それから人間。上手く言えないけど時間や歴史とかいろんなのを超えて詰まってて、なんか宇宙的な魅力もあったりします。

【好きな須磨の写真】

須磨寺の奥の院 バクさんの写真

石碑からの景色

hale suma 須磨でフラをする人達

須磨の漁師奥谷さんが撮影した写真

Q9. 過去の作品をいくつか紹介してください


【ひかりはじまる】


大学の卒業制作で描いた作品。絵を感じてみる事が出来るのはひかりがあるからで、僕らがきっと目にする出来事はひかりの連続かもしれません。ひかり輝く魂や命達、出来事はひかりまた重なり、ひかり輝いてまたはじまる。小さなもの大きなものが集まりひかれひかりあう今の僕の原点の作品です



【絵とポエム、ミシマミシン】

おじいちゃんとおばあちゃんがミシマミシンというお店を自宅でしていました。僕が小さい頃おじいちゃんはあまり喋らなかったけど、おじいちゃんがタバコを吸いにいく時は横にいったりしていたなー。よく母が喘息持ちだった僕を心配しておじいちゃんに怒ってたけど、あの時間はよかったなと思えます。父がいなかったからお父さんの代わりに感じてたのかな?

わからないけど大事な存在でした。元KOBECCO編集者の小泉さんがつくっている神戸銀河倶楽部でポエムとイラストレーションのページを担当させていただく事になりました。お店はなくなったけど描けるじゃないかと思いそのページにミシマミシンを登場させて、繕うように絵とポエムを描かせていただいた絵です。


【神戸市会ポスター】

僕が神戸からイラストレーターになると決心できたのが大学院1回生の頃、神戸市議会のポスターでした。電車の中吊りや公共の場所で掲載されて、僕の絵にも場所があると思えたんです。あまり自分は絵が上手いと思ってなくて自信がなくて、でも何か面白い事をしてやるっていう気持ちはつよかったんです。ただ現実と理想の苦しさもあり、もがいてた時、


神戸市会ポスターのコンペに賞をとって自分のしようとしてる事は間違ってないんだと思えた出来事でした。


【灯りがひかりに変わる時・ルミナリワークショップ】

大学院の卒業制作で「灯りがひかりに変わる時」という作品を制作しました。神戸の復興や再生を祈った灯りは明るい未来や出来事のひかりになれと願った作品です。よくモチーフに海や山にいるもの、船をよく描きます。生まれも育ちも神戸という事もあって神戸にまつわるものをよく描いちゃいます。ルミナリエもよく描きます。ルミナリエを潜る時、不思議な感覚になります。


この世であってないような、そんな空間に感じててて、この世だけでない、いろんなものが潜ってる気がするんです。


【ワークショップ メインビジュアル】

この光を終わらせたり忘れられたくないとないようにと、ちょっとしたアート活動をしました。ルミナリエを描いてひかりを創造しようというワークショップでした。どんな立場でも誰でも出来る事、上手い下手じゃない想像なんだって。いろんな人が描けばひかりは届くんじゃぁないかなって思うんです。



子供達だけじゃなく、大人も一緒に楽しく祈る事は出来ないのかなって。このひかりの門ルミナリエをいろんなところで描き、頭に掲げてくぐりつくる事ができるなら、神戸だけでなくていろんな地域や国にとって祈る事ができる気がします。みんなでひかりをつくるかんじがまさに祈りの灯りがひかりになる時なんじゃないかってそう想いこのアート活動を続けれたらなと思います。

子供達のルミナリエ ①

子供達のルミナリエ ②

お父さんのルミナリエ

子供達のルミナリエ ③

【マリンピアライブペイント】

三井アウトレットパークマリンピア神戸でライブペイントをしました。

神戸芸術工科大学の受託研究という形で寺門先生や当時の助手の皆さん、後輩達で実現できました。12月はクリスマス、2月~3月は春の訪れSea loversというテーマのもとに壁の絵をどんどん変化させていきました。残念ながら消されて悲しかったんですが、腑に落ちた事があります。子供が砂浜に描く絵のように、そこで描いたって事実は残るかもしれないそう思えました。

目でみえてる今だけじゃなくてどこか遠くて近い場所に絵がいったのかもそう感じたいい機会でした。いろんな人に支えられて僕が存在していて、この絵のように僕もこの世界に存在しているのかもしれないですね。


Q10. 三嶋さんの絵や活動にはある種「思想」のようなものを感じますが、大事にしている考え方や思いがあれば教えてください。

A. 現実の世界ってどれが本当でどれが嘘かわからないと思うんですよ。リアルとファンタジーみたいな感じで、想像と現実との間にいる自分って何ものやろうって考えたり、今ある物も誰かが最初に想像して形になった物じゃないですか。だから想像と現実の間に表現という行為があって、それはいろんな物や間を超えれる気がするんです。後はそう思えるとこの世界がロマンチックに感じる気がします。


Q11. 3月10日のイベントの紹介をお願いします

A. 今回初の試みで音楽+演劇+ライブペイントという新たな試みをします。

僕は音楽や物語に憧れがあってそれを絵といっしょにやったらどうなるんだろうって素直に思って、自分に向けた挑戦状でもあり、自分にとっての新たな試みです。脚本も僕が描いていて、絵本のような詩のような内容になってると思います。僕の絵とITKAKUの佐野くん、演出の向田さん、場所は白く宇宙船みたいなEgg Plantでやります。こんなイベントは一生で最後かもしれません。いろんな人に楽しんでいただけると思いますので足を運んでいただけたらと思います。


日時- 3/2・3/5〜3/8・3/12〜3/15〜3/17 (A:19:00〜24:00) 3/3(B:15:00〜24:00) 3/9(C:15:00〜19:00) (3/2・3/10はイベントの為別途費用がかかります) 定休日:月曜日

場所- 演劇BAR Egg Plant 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通1丁目27−8 永都ビル神戸ハンター坂B1F

Event- 3/2 19:00〜21:00 opening party+MUSIC (MRKNBEATZ) 500yen+1drink 3/10 19:00開場 19:30開演 (約2時間) 演劇+音楽(itkaku佐野くん)+live painting 1500yen+1drink

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