映像作家の Daichi Arii に10の質問
・神戸在住 22歳の彼が映像制作に見出すものとは
Q1.名前と周りからの呼ばれ方を教えて下さい
A.名前は有井 大智(アリイ ダイチ)です。よくアリーかアーリーて呼ばれてました。今は有井
か有井くんが多いです。昔、体力があることから《ユワン・ダリー》という無尽蔵のスタ
ミナを誇るアフリカ系陸上選手という設定であだ名をつけられてました。
地元では今でもダリーと呼んでくる人がいます!!笑
Q2.生年月日を教えて下さい
A.1996.7.31生まれです!
1996年に思い入れがあるのはダニー・ボイル作品の「Trainspotting」が公開されたことで
す。7月31日には細田守作品の「サマーウォーズ」の時系列に被っていることと作中の登
場人物の栄おばあちゃんと生まれた日が1日違いな点が勝手ながら勝手に感じています。
Q3.普段何をして生活をしていますか
A.フリーで映像制作をしています。PVを作ったり映画の現場に行ったりしています。
趣味はYouTubeで登録しているアカウントから最新の音楽が数時間の間隔で上ってくるの
をひたすら聴いて自分の好きな音楽を探すことです。
Q4.映像を撮るようになったきっかけを教えてください
A.絵や漫画、アニメなど(元々興味があった)を描くのは自分には無理だと思ったことがき
っかけです。映像なら俺にでもできる可能性があるんじゃないかと始めて映画や映像関係
を撮るようになりました。
Q5.今、みんなに見せたい自分の作品を教えて下さい
A.卒業制作の作品「ROLE PLAYING - ロールプレイング」です。
Q6.どんな内容の映画ですか
A.青春映画です。
予告編をみてください。
Q7.自分の作品はどんなところからインスピレーションを受けていると思われますか
A.強烈なビジュアルインパクトのある映像。世界観と物語を映像に置き換えた、作家独自の
視点が光る作品に影響を受けることが多いです。あと、映像と音楽のシンクロ率が高い作
品も。
Q8. 学生映画の現場をたくさん経験されていますが印象に残っている撮影現場や作品はありますか?
A.特にはないんですが不完全燃焼で終わってしまうことが学生映画には多いと思います。
自分が制作した作品でも最終的にまだ何か物足りない感じが残ることがあります。
ですがインディーズ映画やアヴァンギャルドで完成度ではプロには怠るかもしれないけど
独自のパワーを感じる作品が生まれるのは学生映画の醍醐味の一つです!!
これは学生映画とか関係ないかもしれないですが、スタッフ全員で映画的技法を用いて作
品をあらゆる視点から高め合うのはすごいやりがいを感じます!!!
Q9. 最近担当していただきました、ITKAKUのPV制作はどうでしたか
A.ハチくんがノリノリで「俺をこう撮ってくれ」っていう主張があったので、僕はカメラを
向けるだけでした笑
しかし編集段階で素材が足りなかったので、素材集めに苦労しました。
Q10. 今後の目標を教えて下さい
A.映画や映像作品にもっと携わりたいです!!現代では撮影機材/カメラ技術の進歩などで
素人にもプロのような映像を簡単に制作できる時代です。それは僕たちにとっては良い面
でもあり、勘違いすると悪い状況にも陥ると感じています。
映画が誕生して124年(?)、これまであらゆる映像表現が生まれてそれに対して誰かがこう
していたから、こうやれば綺麗に美しく見えるというような固定概念のようなレールだけ
に囚われ目を向けるのではなく、独自の空気感や作風の映像表現の探求をこれからも続け
ていきたいです。
ありがとうございました!
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