top of page
検索

#4 Yuki Kitabayashi

  • 執筆者の写真: H1R0 5an0
    H1R0 5an0
  • 2018年11月4日
  • 読了時間: 5分

更新日:2018年11月10日

俳優の Yuki Kitabayashi に10の質問

・2018春に神戸から上京した俳優のたまご/彼の表現活動に迫る


Q1.名前と周りからの呼ばれ方を教えて下さい

A.キタバ(北林 佑基・キタバヤシ ユウキ)

音楽活動ではkitasanma と申します。よろしくお願いします。


Q2.生年月日を教えて下さい

A.1996年1月4日です。


Q3.普段何をして生活をしていますか

A.俳優活動を軸にいろんなことをして生活しております。

 映画の監督をしたり、撮影スタッフをしたり、写真を撮ったり、モデルをしたり、音楽作

 ったり、新宿ゴールデン街のbarで働いたりしています。


Q4.俳優を目指すようになったきっかけを教えてください

A.俳優を目指すきっかけになったのは、南敬大監督の「キネマティック・グッドバイ」で 

 す。この作品の習作の話になるのですが、役者として初めて関わった作品です。

 監督が面白い方で、脚本の相手役の行動(ト書き、セリフ)が書かれていないのです。

 そのため、相手が何をするのか、お互い分からないというものでした。

 不安をたくさん抱えたまま、リハーサルを迎えました。カチンコの合図ととものに、相手

 役の女性が一目散に僕のところまできて、いきなりのビンタです。

 しかも、三度も…痛かった(笑)。でも、なんとか演技をやり遂げました。

 あの時間は僕の中で宝物になっています。演技してる時にしかない感覚。

 自分なんだけど、自分じゃない感覚みたいなものがあるんです。それを知った瞬間でし 

 た。しかも、演技を終えた後、監督が泣いていたんです。

 3年前の話ですが、今でも情景を思い出します。僕にも他人の心を動かすことができる。

 一種の可能性を見出した瞬間でした。

 勿論、僕を俳優に向かわせた、いくつかあるポイントのひとつです。

 僕が双子であることや、受験で失敗したこと、大学で出会った後輩の影響や、ある占い師

 の助言など、いろんなことが結果、俳優という道を選ぶことになったのだと思います。

 その話は長くなるので割愛しますが、この続きは飲みながら話しましょう!

キネマティック・グッドバイ

Q5.この春から東京に住まれていますが、どんなことを感じていますか?

A.思ったより、神戸愛が強いことに気づきましたね。時間があれば、神戸にいる時の写真を

 眺めますし、不意に見たマンガが神戸を舞台にした題材だったりして、

 胸がギューっとなる。

 「あ、これがホームシックってやつか!」

 現在進行形で体感しています(笑)。

 でも、ちゃんと帰るところがあるというのはありがたいです。東京で頑張れる一つの心の

 支えになっています。これからは東京とも仲良くなっていきますよ!


Q6.今、みんなに見せたい作品について教えてください

A.自作自演で映画を撮っていまして、代表作二つあげさせていただきます。

 映画「恋愛電話」

 →親友、松本くんと共同監督した恋愛映画の問題作。

 大阪、門真国際映画祭で”審査員特別賞”と”Adobe賞(映像編集部門)”を

 受賞しました!(2018)

 〜あらすじ〜

 想いを伝えることが苦手な女子大学生、日向野結。

 間違い電話で繋がった青年、乾一成にナンパ男から助けられたことで、彼のことが気にな

 りだす。彼への想いが強くなる中、謎の三人組が結の前に立ちはだかる。壁ドンあり、失

 恋あり、世界滅亡あり...!?誰も見たことのないハチャメチャラブストーリー。

映画『THE TEALLS~クオルテトルチュの攻防~』

→自ら脚本、監督、主演をしたオフビート特殊能力アクション。

「水を炭酸水にする能力」、「靴から野菜を取り出す能力」「変顔でないとバリアーを出せない能力」「すぐ元に戻る瞬間移動の能力」など、

多種多様で個性豊かなキャラクターにも注目!

〜あらすじ〜

「水を炭酸水にするα」を持つ主人公:館林白は、α専門学校:滝の茶高校の探偵サークル「THE TEALLS(ザ・ティールズ)」のメンバーと共に、最凶α犯罪集団「CORUTE TORTUE(ク

 オルテ・トルチュ) に立ち向かっていく!オフビート娯楽アクションの大展開!

 笑いながら泣ける、超爽快超能力コメディ。

Q7.どこでどんな風に制作されましたか

A.基本、家では作業しません、と言うよりかはできないと言った方がいいです。心がめっぽ

 う弱いもので、すぐにテレビとか観ちゃうんですね…。作業は近所のマクドナルドや

 ドトールなどでします。はた迷惑な話ですが、映画「THE TEALLS」では、親友の松本く

 んの家で脚本書き上げるまで帰りません宣言をし、居座りました。

 その節は、ご迷惑おかけしました。

 今は大学の同期であり、映画の照明部をしている木下くん家に居候しています。

 そこにロフトがあって、そこでの作業も増えつつあります。

 みんなの支え合ってなので、感謝しかありません。

Q8. 俳優以外にも表現者として映画、音楽、写真や絵を創作されいますが最近のお気に入りの創作物を教えてください

A.映画だと、ITKAKUさんも音楽で関わっていますが、

映画「未熟エッグパンクハーモニー」がイチオシです!スタッフ・役者として関わっています。若きクリエーターたちがぶつかり合ったタイトル通りのパンクな作品です。


音楽だと、林真子監督のエンディング曲を作らさせていただきました。

「犇めく青に希望の所以」という作品です。

写真ですと、こちらになります!

「自撮りという選択」

「ポカバス」

「ベレー帽の幼女」

インスタグラムをやっております。気になった方はフォローしていただけると嬉しいです!


Q9.自分の作るものはどんなところからインスピレーションを受けていると思いますか

 全作品に共通していることは、僕の最終目的地「死」というのがあります。

 突然嫌な単語を出してしまい申し訳ないですが、避けては通れない僕の中の考え方です。

 どうせ最後は灰になるのだから、今を精一杯生きていたい、っていうのと、自分の身体 

 の一部みたいなもんを地球上にいっぱい落としていきたい。

 そういう願望が自分の中にあります。

 それが作品を作っていく源であり、インスピレーションなのかな、なんて思います。


Q10. 今後の目標を教えて下さい

 まずはきちんと目の前の人を幸せにできる俳優になりたいです。

 家族、恋人、友人、親戚、先輩、後輩、舞台を見てくださる方、飲み屋街で出会った方、

 近所のコンビニの店員、とにかく僕の周りにいる方を少しでも楽しませたい。

 まず、そっからエンターテイナーにならなきゃな!と思っています。

 そして、スクリーンの向こう側の方にも影響を与えられるようになりたいです。

 毎日コツコツやっていくしかないですね。

 
 
 

Comments


Copyright © ITKAKU art room All Rights Reserved.

bottom of page